市民化義務 (Inburgeringsplicht)
駐在員などの短期でオランダに来ている人には無縁ですが、オランダに引っ越してくると3年以内にしなければいけないことがあります。
それは市民化=inbrugering。
簡単にいうとオランダで不便なく暮らしていけるだけのオランダ語を3年以内に習得しましょうという制度です。
市民化の詳細はこちらのHiromooiさんのブログで書かれているので、興味のある人はチェックしてみてください。
試験で市民化の義務を果たすには「市民化テスト(Inburgeringexamen)」か「オランダ語国家試験 (NT2 examen programma I 又は programma II)」に合格しなければいけません。
市民化テストのレベルはA2で教育レベル関係なしに誰でも受けれるテストなので、日本人からしたら「なんでこんなことに答えなきゃいけないんだ?」と感じる問題も多いです。
市民化テストで私が一番受けたくなかったのが「Kennis Nederlandse Maatschappij」。
オランダ社会についてのテストです。オランダでのマナーや育児や基本的生活に関わるテスト。
とても横柄に聞こえるかもしれませんが、アメリカの大学を卒業して海外でずっと働いてきていているのに、なんでこんなテストを受けなきゃいけないんだと思いました。
市民化テストよりも語学能力をメインに問われるNT2 programma Iのテスト(B1レベル)を受けることを決めたのが3年前です。
この変なプライドのせいで2年半後にとても苦労することになります。。。
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